たった３問の割には難問が出題されます。ほんの３問を取るためにも，他の科目同様に勉強をしなければなりません。
『どうせなら10問くらい出題されれば，勉強のしがいもあるのに』という声はしばしば聞かれます。しかし，刑法を好きになれれば辛さはなくなるのでしょう。

【○×式体系理解問題集・刑法】は解説が詳細で大変に役立ちますが，しかし，こればかりをやりすぎないでください。やりすぎのケースには，
　　�@  問題を全部やるという意味でのやりすぎ，と
　　�A  内容的にも難しいものがあり，そればかりをやるというやりすぎ
の二通りのやりすぎがあります。

　不要な勉強をやりすぎないという加減が，初学者には理解できないかもしれませんが，問題をこなし，学習を積み重ねていくうちに自然とわかっていきます。まずは，試しにやってみることです。

　ご存知でしょうが，熊倉先生の専門は刑法。書店で本を買われた方がそれぞれに，『商法の先生だ』とか『民法の先生である』，『いや，商登法だ』などと思われているようです。どの科目についても達人です。